プロローグ
天気が雨じゃなかったら、『南禅寺』へ紅葉狩りに行く予定だった。…けど、生憎の雨模様で、すっかり出かける気が失せてしまったワタシは、今朝デンさんが何度も声をかけてくれたのに起きようとはしなかった💦
そういえば今日はわたしの誕生日で。最初に声をかけてくれた時に、デンさんは
「誕生日おめでとう」
とお祝いの言葉をくれた。うれしかったのに、二度寝を決め込むわたしは相変わらず可愛くないw
晴れていたら出かける予定時間を1時間ほど過ぎたあたりでようやく目が覚めて起き上がると、
「雨やんでるよ、どうする?」
とデンさん。
今はやんでいても後に降り出して、体が冷えて体調が悪くなるのを懸念していたので正直迷ったけど、取り敢えず出かけてみてからその後の対策を考えようということで、デンさんが用意してくれた朝ご飯を食べて出発した。
南禅寺は諦めて嵐山へ
結局、家を出たのが10時を過ぎたのと体調を考慮し、比較的家から近い場所で紅葉狩りをすることに。ちなみに『宝厳院』は割と毎年訪れているお気に入りのスポットだ。新緑の季節もなかなか美しいのでおススメ。
一応PENTAX K-70、Fujifilm X-A5の二機を持って出てはいたけど、メインは“観る”目的で、って言ってたんだけど
これ、見ちゃったらさ、絶対に期待しちゃうよね。思い切って出かけてよかった! って心から思った。
11月上旬に訪れた時の桂川(中の島橋から見る小さめの川)と、彩りが全然違う。あ、ちなみに、一眼レフのホワイトバランス設定で“曇天”を選んでいるので少し黄味がかってるのも影響はあるけれど、暖色傾向が強い。
嵐山羅漢にて。すべてが赤系で染まってるというよりはまだ若干緑も残っていて、それがまた艶やかさを際立たせてる感じだった。塀から覗く宝厳院の紅葉に、かなり興奮した。
ただ、曇り空の影響かどうしても空が白くなってしまうので、なるべく空が映らないように撮影した。陽が照ってたらまた全然雰囲気が変わったんだろうな。
『宝厳院』は、臨済宗大本山天龍寺の塔頭寺院のひとつで、春秋に特別公開されるお寺。夢窓国師の法孫、策彦禅師の作といわれる「獅子吼(ししく)の庭」は、嵐山を借景とした回遊式庭園である。
<『そうだ 京都、行こう 宝厳院ページ』より引用>
規模はそれほど大きくないけれど、庭のどの角度から見ても美しい景観。上記記事を読んで気づいたんだけど、常に公開しているわけではなくて、期間限定の特別拝観だったんだね、お庭…💦 そういえばデンさんがそんなようなこと言ってたっけ?
こんな感じで、ローアングルにも何度か挑戦してみた。角度がズレているけど、なんかお気に入り。
どこから見ても趣のある風景だねぇ。空気もおいしいし。ただ、路幅が狭くてほぼほぼ一方通行なので、あまりゆっくり立ち止まっていると他の観光客の皆様にご迷惑がかかるので注意。
他にもいろいろと撮っているので、後日、アルバムにまとめることにする。
結果的にデート中に雨にも降られず、夢中になって撮影していたので帰宅途中でエネルギーが切れかけた。誰だ、“観る目的”って言ってたのは…(;’∀’)
本当に楽しかった。
南禅寺は残念だったけど。
素敵な誕生日を過ごせて幸せです。