それこそYouTubeで偶然見つけて気になって、運良くAmazon Primeで全話観れたので一気に鑑賞。短絡的な感想しか言えないが、こういうファンタジー要素の入った恋愛ドラマは大好きだ。
何せ、「ハル」役のロウンさんの美しさが際立ちすぎててヤバい。声を大にして言いたい。途中からもう目的は彼を観るためだけになってたくらい。全ての表情、仕草、立ち居振る舞いにいちいち感動していた。あんなふうに守られたいものだわ…あ、いや、守られてるかデンさんに😊 アラフィフの吐くセリフじゃねぇな💦
—-以下、ネタバレ少し含みます—-
話は戻り、
最初は“ステージ”と“シャドウ”と“自我あるなし”の関連性がよくわからず。名前のなかった13番の生徒に名付けたのは「ダノ」のはずだけどそれってステージ上でのことだっけ? 途中で漫画の登場人物設定が書き換えられて改めて「ハル」役として現れたのは何故なのか、疑問符が沸いた。
ただもう少し単純に、
・ステージ … 漫画の世界(作者の脳内、作者の意識下)
・シャドウ … 漫画では描かれない世界(作者の無意識下)
という“世界観だけ”を頭に入れて注視すると、だんだん掴めてきた。もうすでに出来上がってしまっている世界の中で、作者でしか操れないはずの登場人物たちに自我が芽生えて、作者の知らないとこで好き勝手動き始めているけど、作者が覚醒して物語を描き始めたらリセットされてしまう…ことを想像したら、かなりカオスだし面白い。
キャラクターの立場で考えると、好きでもないひととくっ付けられたり、毎回毎回おんなじことで理不尽にイジメを受けたり、ただでさえエキストラで出番がないのに課せられた運命の重さが辛すぎて「作者ってばオニ!」とか思っちゃうよね〜。作者は自分で設定した世界が面白いと自信持って描いているだけなんだけどね。
あとミチェの存在が話を難しくしている気もしないでもないなぁ。本気で仲間達が作者の漫画設定から省かれてしまうことを危惧してのことだろうけれど、あまりにダノの行動に苦言を呈するので深い意味があるのかと変な勘繰りを入れてしまったりね。
▼最後まで謎だったこと
1)ハルだけステージを書き換えられた理由
2)ステージの一部になんの前触れもなく現れるブラックホールの存在
3)ステージの中にふわふわ浮かぶ漫画の本の存在
個人的に、ギョンは好きになれんかったな、色々と事情を抱えてるけれども屈折しすぎて同情できなかった。男女問わず大声荒げる人は好ましくない。ジュダは好き。ただ設定ではナムジュなのかドファなのかどっちつかずで苛立ちそうな立ち位置だけれどね。根がいい子なのでね。ドファは気の毒だった。この子もめっちゃいい奴なのに。ナムジュはクールにしつつも少しイタイ面もあって、そのギャップが面白かったな。
このドラマ、ダノとハルにフォーカスしているけど、ミチェや他の生徒にフォーカスしたらガラリと話の雰囲気が変わりそうだ。
たまには海外ドラマも良いですね😊