母親から電話がきたのが先月初旬。詳細は差し控えてはいたが休職している旨は伝えていたので、気遣ってくれたのか、前回の帰省時からは少し間があってのことだった。

要件は、両親が温泉旅行へ出かけるために、ワンコ1匹と留守番してほしいとのこと。体調をみながらになるが、予定日に近づくにつれだいぶ善くなってきたため、数日前にまた確認の連絡をし、実家へ2泊3日で帰省することになった。

(ちなみにこの温泉旅行は、うちの両親、弟夫婦、弟の嫁さんの両親との毎年行われる忘年会から派生したイベントである)

当日は朝墓参りに行って、帰宅後お昼ご飯を食べてからの出発らしく、はた目にはノンビリしたタイミングだと思われるが、すべての前準備をする母からすると、かなり大変な様子で、わたしはというと、前日夜から実家入りしつつもただ傍で犬や父と戯れているだけであった💦

実家の犬は年を重ねるごとに淋しがり度が増し増しになっていて、家族の姿が一瞬でも見えなくなると鼻を鳴らしだすほどである。実際に1匹と1人で留守番中も、洗濯物を干しに2階に上がれば啼かれ、トイレに入れば啼かれ、お風呂に入れば…言わずもがなの、結構な甘えん坊老齢ワンコに振り回される1日半であった。

ただ、傍にいればジッと寄り添って横になっているだけで、昔に比べれば本当に大人しいコなので、そこは楽だったけれど。自身が用を足すときは必ず家族の顔をジッとみて「今からするよ」の合図をするし、夜寝るときは毛布をカシカシと軽く引っ搔いて「もう寝る時間だよ」と訴える(朝も、起こしてくれた😓)。いやなかなかに賢い。

しかし、実は(周囲には言ってあるが)ワタクシ、犬が苦手なんだよね。かつて野良犬に何度か追いかけられた経験から、当初は内心ビビりながら接していたり。きっと、実家のワンコにも伝わっていたのかもしれないけどね。

初対面のとき、膝の上でオシ〇コの洗礼をうけたシーンが脳裏に甦ってきたよ。そうか、もう13年ほど経つんだなぁ、懐かしい。あの頃は、わたしの靴下やパンツを脱衣所から搔っ攫っては玩具とし、返してと訴えると唸り声をあげてなかなか返してもらえず、少し間があってから手元まで持ってきてくれるという、ワンコあるあるな一面もあったな。

犬猫は飼えないけど、わたしも家族が欲しいなぁとしんみり思いながら、実家を後にした。

ちなみにアイキャッチ画像は、実家のリビングからの空と、“ずんぐりむっくり”なわたしの手を合わせております。鳥を形どっているのは、飼いたいアピールデス(誰に)😁

<ずんぐりむっくり=物が太くて短いさまを強めて言う語、らしい>


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カテゴリー: 家族

kitsugin

・40代、とりあえず既婚、子なし ・関西在住 ・一日の8割はボーっとしています ・飽き性で凝り性(バランス悪い…) ・文鳥を愛でているときが一番幸せ ・どっかの学校で講師アシスタントしてます