何なんだろうなぁ、って考える。もう、ほぼ生涯にわたって。精神的に成長していない証拠だ。

わたしの周りには、志半ばで生を終えた人たちがいる。彼らはわたしとはまったく無関係な存在ではない。母はよく、彼らの無念さを胸に刻み、凛として生きることをわたしに説いていた。もちろん、その意図も充分に解るつもりでいるけれど、それでもわたしの脳裏にある根本的な空虚は剝がれてくれない。

活きることを考えたら、動悸がしてわたしの中の時間が停止する。でも、与えられた仕事をこなしているうちは、使命感や責任感がそんな鬱屈した気持ちを忘れさせてくれていた。だけど、それすらもどんどん苦痛になってきた。

仕事以外は、誰も、何からも縛られたくなくて、放心状態だった。やらなければならないこと、デンさんが喜んでくれるであろう用事も、わかっていてもしんどくて動けなかった。

休息をとって、2カ月半が経つ。

何も考えずにいたら落ち着いているけど、やはり活きることを考えたら気持ちが悪い。だけど、終わらせることはまだできない。だから少しずつ模索しているんだ、かなり時間かかっているけれど。

そんなわたしのために色んな可能性を導き出して、誘(イザナ)ってくれるデンさんにはとても感謝している。

その一環で、少しだけ大きめな出来事が、待っている。プラスの渦を巻き起こせるのか、実はかなりワクワクしている。この焦燥感が違う感覚にシフトしてくれるとよいのだけど。


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カテゴリー: 雑多

kitsugin

・40代、とりあえず既婚、子なし ・関西在住 ・一日の8割はボーっとしています ・飽き性で凝り性(バランス悪い…) ・文鳥を愛でているときが一番幸せ ・どっかの学校で講師アシスタントしてます