“旅”というカテゴリーのお出かけは、実に3年ぶり。仕事のことで滅入っていたその前日と打って変わって、割とテンションが高めで目覚めた朝。生憎の曇り空ではあったが、それが却って暑さが控えめになって過ごしやすい気候に。光の弱さからカメラ撮影にとってはマイナス点だったけど。
旅行と言えばやっぱり特急列車だよね。クロスシートで車窓から景色を眺めながら、デンさんの鉄道ウンチクをBGMにおやつを頬張る。う~ん至福の1時間。
終点和歌山市駅に着いたら、加太線に乗り換え。お目当て?の『めでたい電車』の車両が何台か車庫に停まっていたのと、一本先の列車が黒い『めでたい電車』だったので、もしかすると普通の車両かもしれない…とデンさん少し落ち込み気味だったけれど、やってきたのは赤いめでたい電車だった。
両端の窓に魚の目玉が描かれていたり、車内の至る所にお魚のシールが装飾されてたり、
つり革も、スナック菓子の「おっと〇と」のような形状。車両中央には亀さんを模ったつり革もあったよ。ちなみに、ちょっとしたお御籤のような仕掛けがあるので、訪れた方は是非確かめてみて。
帰ってきてから写真を確認して初めて、加太線の停車駅それぞれに多様な縁があると知る… いつか時間に余裕が出来たら、気になる駅に降り立ってみてもいいかな。
今回、お世話になった旅館『ひいなの湯』
規模はそれほど大きくないからか、ごちゃごちゃしてなくてシンプルで、なかなかお洒落な雰囲気。
お風呂場から出てすぐの休憩所から、加太港が拝めるのも良き。曇り空のため美しくないのが残念💦
温泉の泉質は「ナトリウム-炭酸水素塩泉・塩化物泉」で、もしかすると塩分がきつくて肌に合わないかも…と不安だったけど、全然大丈夫だった。寧ろ、肌がつるつるになった…気がする。
先にサラッと汗を流した後は、お昼ごはん。
鯛づくし海鮮メニュー。ボリューム凄い… 一瞬圧倒されるも、どれもこれも美味しくてガツガツ食べてしまった。個人的には天ぷらと煮つけが最高だった☆彡 どーしても食べきれない分は、デンさんにお裾分けしたけど、ご飯をおかわりしたし、ちょっとキャパオーバーだったかもしれない。
食事の後は、すぐそばの海岸を散策。わたしは海水に触れられないので、遠目からはしゃぐデンさんを生暖かい目で見てた😁
旅館の隣にある淡嶋神社には、お店のある手前の参道まで歩を進めただけで、なんとなく参拝はしなかった。雨もパラパラ降り出してきたし、帰宅時間も考慮して旅館に戻り、二度目の入浴へ。
ただ、温泉につかっている途中で(上記にあるように食べすぎが原因か)お腹が張ってきてキリキリ痛みだしたので早めに切り上げ、一息する間もなくお手洗いへ向かったところから一気に体調が悪くなり、過呼吸と手足のしびれ、吐き気でデンさんへSOSするハメに。ホントにタヒぬかと思ったわ😅 取り敢えず胃薬飲んで様子を見ると徐々に快復していったけど、大事をとって寄り道せずに帰路につくこととなった。
元気だったら、もう少しどこか寄りたかったのが本音なんだけどね。
帰る頃には晴れ間も覗きだして、きれいな海が見れた。
日帰りで淡白な内容だったけれども充実した旅だった。いいお湯だったし。今度はどこへ行こうかな。