何だかんだ思うところがありつつも、結構楽しみにしていたドラマだった。なので、終わってしまって寂寞(せきばく)感を抱いている。そういえば、途中で“打ち切り”との話題が耳に入ってきて、いったいどこでブッた切るのかなと身構えていたら一応9話まで放映されたんだね。物足りなさは否めないが、まだ許容範囲かな(わたしの中での)。
その、思うところのあった“何だかんだ”は、以下の通り。
怖いよ誠一郎
(桐沢祥吾の)亡き妻に瓜二つな女性に驚き戸惑い… お節介な誠一郎さんは親友のためにその女性に近づくが、根拠がとても犯●者っぽい。現実なら彼女のご主人が出てきたりして揉めそうだけど? よかったね訴えられなくて…💦
そして、誠一郎さんの立ち位置がとても不甲斐ないものになっている(苗字は甲斐なのに…って関係ないか)。元チャンピオンなのに。もうちょっとカッコいいところ見たかった。
父娘の蟠りは一言で清算されるのか
そこまでに至るのに紆余曲折あって、十数年も苦悩してやっとこさ素直になった大場麻琴校長の言動を受けて、父からの「認めてるよ」の一言ですんなり溶けるものなのか? …いや、溶けるか。ごめん。自分と置き換えて考えて勝手に納得いってないだけだった。
ちなみにわたしは(親に)認めさせるだけの努力をしていないから、立場はまったく一緒ではない。
西条桃介の活躍がない
ココだよね。主人公と似たような境遇になってしまった生徒とどう向き合うかをテーマにしていたのかどうかは定かではないけど、生意気な態度をとるだけのポテンシャルの高さをもっと見せてほしかった。
試合で相手をバッタバッタ倒すシーンが観たかった。単にわたしの希望だけども。
一つ一つのエピソードが浅い
途中で打ち切りにしたというより、元々これくらいのボリュームで考えてたのかな。ボクシングに関するシーンがほぼ似たり寄ったりなうえに、それぞれのエピソードが淡々と終わっていくから、物凄く勿体ない感覚がしていた。
良かった点
- 桐沢祥吾がどんどん生気を取り戻していって最終的にはキムタクになった
- 部員がそれぞれ強くなっていっていると判る場面
- 水野あかりちゃんがライバルを倒した瞬間、雄叫びをあげてしまったよ
- 折原葵ちゃん可愛い
- 最後にさりげなく指輪を見せる演出にグッときた
主となるボクシングに関する物語と並行して、祥吾と葵の距離感が少しずつ狭まってきているエピソードは毎回ドキドキしていた。満島ひかりちゃんって微妙な心境の変化を演じるの上手いなぁ。やっぱり好きだ。
木村拓哉さんのオーラにも魅せられていました。
ちょいダサおやじ、カッコいいおやじ、どちらもイイ👍
今後も応援していきたいです。
そんなわたしの応援もよろしくお願いします。
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