綾野剛サンが出演しているから、という理由で観始めたのだけど、途中で気持ち悪くなって早回ししちゃったよ。
叩かれることを覚悟で… いややっぱこれ以上自分自身を落ち込ませるのは嫌なので、少し遠回しに言うと、小さなコミュニティの中にいる人間たち怖い… これに尽きるという。
犯人かどうかもハッキリしていないのに村中皆から追い詰められ、究極の選択をしてしまった豪士を目前にしても、誰も罪悪感とか抱かないし、むしろホッとしたとか言っている人いたし。
あと、紡のことが好きらしい幼馴染の野上クンも、キモチワルイって思った。
・自転車のタイヤをわざとパンクさせた
・誘いに乗らなかった紡の後をつけた
・紡が村を出て働いている職場に現れた
・友達でも恋人でもないのにキスしようとした
上記の時点で、彼が怪しいって勘違いした。キモチワルイもん(思い切り主観)。彼が病気と闘っているというストーリーがなければ、もう完全にスト〇カーのイメージが拭えなかっただろう。
どうなんだろうな…
わたしも当事者だったら同じような感覚になるんだろうか? 一緒に下校していた片方の子が生きていて、自分の娘だけ行方不明になってしまったとき、
「なんでお前だけ助かってるんだ」
とかって言っちゃうのかな。本人に向かって。
それぞれ守るものがあって、それに害をなす存在が現れたら排除するのは当然かもしれないけど。
今まで生きてきて、そういった状況に遭遇したことのない自分を、とても恵まれていると痛感した。そして、できれば、無下に他人を責め立てるような人間にはなりたくない。
…この映画、出演している役者さんの演技がリアルすぎて、トラウマになりそうだった。精神的にキツイ人もいるかもしれない。
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